ウインドダイアリーは、逗子の海と、逗子WSFレーシングの近況を自由気ままにお伝えするページです。風の吹いた日、及び週末のスクール日を中心に日記を書き加え、更新します。

最新更新64日 前回更新5月10日

 

トラブルって、そのルーティーンに陥ると連続するものです。昔で言えば大崎でのウェイブ。行くと最後は風が落ちて泳いで途中のエスケープゾーンに逃げ込んでそこから道具を担いでトボトボと歩いて帰ってくる。それが当たり前のように連続する。そのパターンにハマると、不思議と同じパターンが連続するものです。そして5月の第3週、週末土日ともに吹いたけど土日ともにトラブル。まずはウェイブで波に巻かれたわけでのないのにマストが折れて、翌日は気楽に乗れるはずだったスラロームでカニンガム破損。油断しちゃイケませんね。昨日大丈夫だったからと今日も大丈夫とは限らないのだから、いつも道具のメンテナンスを忘れずに慎重にウインドに向き合わなければ、と改めて実感です。同時にトラブルがあるかもしれないことをいつも念頭に忘れることなく、いざそうなった時、それに対処できる能力を磨き続けなければ、です。

5月11日(土)

午後から吹き上がった南風は超ガスティー。連休後半といい最近こんな不安定な風が続いてます。特にインサイド。ブローは十分なのに、抜けるとスカスカ。そんな状況の中、少し強気で5.4をチョイスして出艇して、アウトでジャイブ、さてこれからインサイドに向けて、ハーネスをかけて両足をストラップに入れてプレーニング、と思ったらボキッ。なんとマストが折れちゃいました。SDMの時はスララームセイルだけでなくウェイブでも、それはもう頻繁にマストブレイクは経験ありますが、RDMを使うようになってから早10年、初めてのマストブレイクです。ブレイクしたのが大崎でなくて良かったけど、それでもしばし泳いで引っ張っての帰着。その後、4.7に張り直して再出艇。それはそれで幸いでした。夕暮れに向けて吹き上がった風はラッキーなことに4.7ジャストで、干潮の関係で波は膝サイズと非常に小さめだったけど、なんとなくのダウンザラインが楽しめました。使用道具/ファナティックFREEWAVE95&ロフトセイルPURELIP4.7。

5月12日(日)

午後、まだ走れない弱風の中、メンバーを追いかけてスラロームで出艇。ところが湾口まで上るとブローが入ってきてプレーニング。そこまでは良かったのですが、沖でアウトを引こうとしたら、、、アウトカニンガムが作動しない。ロックしたカニンガムは、アンダーの時と比べてもマイナス3センチ以上でテンションだらだらです。風が弱ければどうにかなったのですが、そんな時に限って吹き上がります。白波混じりまで吹き上がった風は、アウトテンションが適正でもオーバー確定。対してアウトが引けない私はさらなるオーバー。引き込めずに開いたセイルに悪戦苦闘しながら、メンバーを横目にスルーして急ぎの帰着。けっきょくアウトに後付けのプーリーのベアリングの問題だったのですが、昨日のマストブレイクといい、2日連続でトラブル続きの週末になってしまいました。使用道具/パトリックSLALOM115&ロフトセイルSWITCHBLADE7.0。

5月16日(木)

4.7かな、と思って支度し始めた南風クロスオンショアのプチウェイブコンディション。支度してるうちに吹き上がって板は初期設定のラージサイズのまま、セイルだけサイズダウンして4,0をチョイス。相変わらずインサイドは超ガスティーで、ブローが入れば4.0で十分だけど抜けるとスカスカ。それでも腰サイズながらもそれなりに綺麗に崩れるブレイクと、ブローとのタイミングが合えばフロント2発を、1時間強だったけど楽しめました。使用道具/ファナティックFREEWAVE95&ロフトセルPURELIP4.0。