ウインドダイアリーは、逗子の海と、逗子WSFレーシングの近況を自由気ままにお伝えするページです。風の吹いた日、及び週末のスクール日を中心に日記を書き加え、更新します。

最新更新911日 前回更新8月20日

昔はウェイブと言えば逗子湾のインサイドで乗るのが通例でしたが、今はサファーやらSUPやらで手前は大混雑。必然、混雑を避けて大崎へ向かうのが当たり前になりました。手前の波は通り過ぎるだけ。

逗子湾右手にあるその大崎には大きく5つのポイントがあります。

ひとつはサーファーズ前のブレイク。SUPが世に登場してからのごく近年、彼らの表現だと波子と呼ばれるブレイクで、ここは特に冬場の西風で御前崎サイドの波乗りが楽しめます。

そこに至る沖合で崩れるのが大崎アウト。相当に大波でないとヒットせず、しかし典型的ポイントブレイクのためサイズ、波質ともに最高。だけど風向きをとても限定するため、また、そもそもアウトに波がヒットすること自体が希少なため滅多に楽しめません。

その右側が大崎レギュラー。ここは岬の先端に向けてのブレイクで、乗ってしまうと風の無いインサイドに連れ込まれるためウインドには不適。40年間で過去1度だけ、真東のブローで短時間乗れたことがありますが、40年で1度では無いのと同じです。

その鎌倉側で小さな小坪湾に向かうのが大崎グーフィー。別名「大崎レフト」「裏大崎」と呼ばれるポイントで、夏場に良く訪れる南東から南南東の風で最高。スタボーのバックサイドで岬へと向かい、波サイズのあるときはダウンザラインが3回、4回とヒット。さらに良いのは最後のブレイクで、フロントへとボトムターンする自分に向かってブレイクするリップへのご対面はとてもパワフル。リップから景気良く飛び出せるか、それともタイミングを外して痛い目に合うか、緊張の一瞬が楽しめます。

最後が逗子マリーナのテトラポット沖で崩れるカブネ。サイズが大きいとさらに沖で崩れる「大カブネ」とともに波質としては申し分なく、しかし相模湾へのオンショアの風は全滅。唯一が北東のクロスオフショアのとき(逆御前崎サイドの波乗り)だけど、鎌倉の坂の下からだと一本道ながら逗子からだと帰り道が真上りになるだけでなく、オフショアの強弱激しい風の中をウェイブの道具で逗子まで戻るには、過去最高2時間を要したことがあって、加齢に伴う体力低下の最近は敬遠気味。たぶん最後に乗ったのはもう7年も前の話で、でもそもそも40年間で両手の指で数えられる回数しかアプローチできてないので、希少価値の大きいポイントです。

8月22日(水) 台風20号の波が大崎のアウトにヒットしています。手前はガスティーで風が抜けると立っているのも厄介な南東の風の中、「乗れたら儲けもの」くらいの気持ちでお出かけ。着いてみるとロングボードのサーファーが(たぶんいつもの面々)います。その沖、さらにブレイクの奥に陣取ってスタンバイ。いや〜最高でした。ダブルに近いフェイスは、ただ滑り降りるだけで気持ちよく、バックサイドでアップ&ダウンするだけでテンションmax。これぞポイントブレイクと言えるその波は、大きく盛り上がって直立の壁を崩しながら、しかしそこからわずかに離れるだけでフェイスはなだらか。スタボーで波に乗り、バックサイドで伸ばせばフェイスだけの安全地帯に居れて、しかし一度フロントに振れば目の前は頭を越えるせり立った壁がその頂点をカールしながら崩れています。直立したレギュラーに崩れるフェイスに対峙すべくカットバックしてトップターンすると、掘れた波に足元に水が無くなりフェイスの中程までストンと落ちる。落ちたところでエッジが効いたことを確認してバックサイドへと伸ばして再びフロントへ。それはもう最高のひとときでした。使用道具/ファナティックFREEWAVE95&ロフトセイルPURERIP5.4。
9月5日(水)

大崎アウトの夢のような日を過ぎて台風20号がさらに接近してからは、波は徐々にサイズダウンし、風は吹いてるけどどのポイントもオンショアという最悪の風向きに乗るのをやめてしまいました。そして次に訪れた台風21号の台風一過のこの日も期待を大きく裏切る波サイズ。風だけは西っぽいので、ならば大崎のサーファーズ前で乗れるかな?と、わずかな期待を胸に出てはみたものの、南西と南南東が激しくぶつかる逗子湾出口は超シフティー&ガスティー。大崎には膝上サイズの波があるものの、風向にして45度も激しくシフトする風がぶつかり、打ち消し合う中では、乗れる気配すら無く断念。もうちょっと早く出てればどうにかなったのかもしれませんが、ニューセイルにチェンジしたものだからいつも以上に支度に時間かかっちゃって、それが災いの元だったようです。使用道具/ファナティックFREEWAVE95&ロフトセイルPURERIP5.4。

9月7日(金)

風は吹いてます。でも波がありません。悩んで「やめようか」とも思ったのですが、新しいセイルを試すチャンスと思って出艇を決断。大崎を手前から順番に見回って、カブネもチェックし、唯一乗れそうな裏大崎へ幾度かアプローチしてみたものの、風向も風速もどうにかなりそうなのに波が崩れな〜い。ただ海面が山なりに盛り上がるだけ。何度か乗って、あまりに退屈なので引き上げ。結局のところ、帰り道のプレーニング・ダウンウインドが一番楽しかっただけでした。使用道具/ファナティックFREEWAVE95&ロフトセイルPURERIP4.7。

9月8日(土)

昨日よりも落ちた風の中、セイルサイズを上げての大崎「見回隊」。でもやっぱり波はありません。カブネでウネリに乗り、裏大崎で乗り、でも何事も起こらずでスゴスゴと帰着。使用道具/ファナティックFREEWAVE95&ロフトセイルPURERIP5.4。

9月9日(日)

午前中はそこそこ吹いてたものの昼を過ぎると単発ブロー。その南風クロスオンショアブローの中、スラロームで出艇。出たときは風、弱かったんですけどねぇ。トボトボと上ってやっと湾口を出たと思ったら突然の雨ブロー。バリバリに白波が押し寄せたと思ったら、そこから先は超オーバー。ハーネスをかけることすらままらなず、どうにかコケずに、の帰り道。雨が通り過ぎてから、もう一度沖まで出てみたけど、風的にはけっこうバッチリなのに、もう誰の姿も無くてつまらないから早々に打ち止め。使用道具/パトリックSLALOM115&ロフトセイルSWITCHBLADE7.8。