ウインドダイアリーは、逗子の海と、逗子WSFレーシングの近況を自由気ままにお伝えするページです。風の吹いた日、及び週末のスクール日を中心に日記を書き加え、更新します。

最新更新125日 前回更新12月9日

 

風に対する認識をアップデートしなきゃなりません。逗子の場合、例えば夏のサーマル。「いつもの」サーマルは午後3時から吹き上がり、5時をピークに7.8のスラロームでジャストオーバー。でも7.8が1枚あれば楽しめる。ところが過去3年のサーマルは午後1時から吹き上がり、午後3時過ぎには吹き終わる。さらにその風速は7.8じゃ終始のオーバーで7.0が良い。また冬季の大西と呼ばれるウェイブの南西風であれば、「いつもなら4.0だとオーバーな時があるけど3.7があればジャストミート」。ところがこの秋から冬の大西は3.7でもオーバー。事実3.7でも2往復するのがやっとで4.0じゃ太刀打ちできないからと諦めたことすでに4回。

これまでの「いつもなら」。それはもう30年以上続いていたからそれが常識と多くの人がそれに合わせて準備し、道具もそれに合わせてもいますが、気候変動の大きな変化に伴って、そうした「いつもなら」の常識が通用しなくなっています。夏のサーマルを含めて私はスラロームの主要セイル(これ1枚を7.8じゃなくて7.0に)替えました。冬の大西のウェイブセイルも、これまでの5.4、4.7、4.0の組み合わせから3.7を組み込んだサイズラインナップにしないとならないのか。となると、波はあるけど風が弱い夏の台風のウネリを狙うには今でも5.4が良いし、一番楽しいのは4.7で、実際にそれで大いに楽しめた今冬も多いからそこは絶対に外せないとして、その上で、3.7か、もしくは3.5あたりを必要とするなら、これまで4.0の1枚でカバーしてたところを3.7と4.2と細分化して持つ必要があるのか。

なるべく少ない道具で、なるべく全てのコンディションをカバーして楽しもうと考える私のような思考を持つ人の場合、近年の風状況に合わせるとどうしても道具の追加が必要になってしまいそうです。とはいえ今の道具はとても高額。おいそれと買い足すこともままならないので、さて、どうしたものか。ウインドを初めてから44年、これまでの履歴の中で一番の悩みどころにあります。

12月16日(土)

昼を過ぎて4.0サイズまで吹き上がりました。この時期、ここまで吹き上がるのは冬の南西向き(岸に対してどオンショア)が定番なのですが、この日は12月なのに20度を超える気温。それが影響したのか風向きは夏のそれである岸に対してクロスオンショアの南風。でもそれもわずかな時間で風速ダウンして超ガスティーに。私が出艇したのはそんな境目のタイミングで、だから79リッターで出艇したものの「こりゃ無理」で急いで95リッターに履き替えて。波は、浜からはけっこう良さげに見えるのだけど、実際はタプタプで狙い所が少なく、それでも運良くブローと波が重なれば、それなりに気持ちいいローラーコースターの一発芸。でもタイミングが合うことはとても少なく、おおよそはボトムターンもヘロヘロ。それでも夕暮れまでネバッて、何本か一発芸が決まったからよかったです。使用道具/ファナティックFREEWAVE95&ロフトセルPURERIP4.0。

1月6日(土)

昼を待たずに吹き上がった南西風はすぐに勢い衰え最初の吹き上がりで乗った面々は片付けモード。でもその後に風が復活、私はそのタイミングで大崎へ。波は小さいです。風もちょっとガスティー。それでも何気にフロントライドの1発当て込み。サラサラと波に乗れたという楽しさはありませんでしたが、1月にして20度に達しようかという暖かさに後押しされて、午後のひと時を楽しめました。使用道具/ファナティックFREEWAVE95&ロフトセイルPURERIP4.7。

1月14日(日)

午後になって吹き上がった南南西風はこの時期には珍しい風向き。通常はこの風向きは暖気が入った時の定番なのですが、この日は寒気の中での不思議な風向。その風向だと狙い目は岸際のブレイクなのですが、残念ながら波が入ってきません。そして波を待ってるうちに風が吹き上がって、道具がなんとも中途半端に大き過ぎ。寒いし、セイルはちょっとオーバー、板はオーバーフローでテンション上がらずでした。板を小さいのに替えれば良かったのですが、すでに夕暮れになっていてそれも叶わずの中途半端な感じでの終了になっちゃいました。使用道具/ファナティックFREEWAVE95&ロフトセルPURERIP4.7。