A:非常に後傾したフォルムを持ち、海草生い茂る海面や、ゴミの浮遊する海面でもそれらを引っかけることなく走れるウィードフィンは、一般的には32〜36cmが無難なサイズで、普通のフィンのようにセイルサイズごとにサイズ違いを使い分けることもあまりないようです。最速スピードを求めるというより、海草を引っかけずに、且つスピンアウトせずに直進できればそれで良い、と考えて購入する人が多いようですから、普通のフィンのように選択サイズに神経質になる必要もないのでしょう。とは言え私自身、普段ウィードフィンを使うことがないので、ボードサイズやセイルサイズに対する明確なフィンサイズを示せません。そこで、国内ウィードフィンの草分け的メーカーの問い合わせてみました。その答えは、セイルサイズよりもボードボリュームで選択するのが良い、とのこと。以下がその、ボードボリュームとフィンサイズの関係表です。
ボードボリューム(L) |
フィンサイズ(cm) |
70〜80 |
24〜28 |
80〜90 |
30 |
90〜100 |
32 |
100〜110 |
34 |
110〜120 |
36 |
120〜130 |
38 |
質問者の場合、ボードボリュームが110リッターなので、表に照らすと34〜36cmになります。一般的に選択されるサイズである32〜36cmにも合致しているので、たぶんそれは間違いのないサイズだと思います。その中から、手持ちセイル3サイズの使用頻度を考慮し、7.8を中心にして、6.7よりも8.5の使用頻度の方が多いようなら36cmを、8.5よりも6.7の使用頻度の方が多いようなら34cmを選ぶのが良さそうに思います。たぶん34cmでも36cmでもセイル3サイズを全てカバーできそうですが、同じウィードフィンでもメーカーによって使用感に違いがあるでしょうから、まずは上記選択方法で1枚を選んで使ってみて、必要に応じて次を考える、というのが無難な選択肢だと思います。
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