Q：Iさんからの質問

ウェイブボードのストラップデルリンが馬鹿になってしまいました。こうした場合、ビスをワンサイズ大きくすると聞いたのですが、ボードに埋め込まれたデルリンの大きさも深さもわからず、そのくらいのサイズのビスを用意すれば対処できるのかわかりません。

A：デルリンは、ストラップ取り付けのためのビス穴の開いたパーツで、ボード内に埋め込まれています。そのサイズはボードごとにさまざまで、特に長さ（深さ）に関しては統一規格みたいなものがありません。そのためヘタに長いビスをねじ込んでしまうと、デルリンの底辺を突き破ってしまいます。もちろんそうした場合、ビス回りからボード内部に浸水して、ボード寿命を著しく短くしてしまいます。

デルリン（ビスネジ山）が馬鹿になった場合は、太めのビスで対処します。が、前記したように長いビスはトラブルの原因となるので、用意するビスは、今までのよりも太く、しかし長さは同じものを選ばなければなりません。その際の選ぶ太さは、今までのビスのネジ山の径を軸とする太さのもの。これは今のビスを金物屋に持ち込んで測ってもらえば的確なものが入手できます。