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Q:M.Aさんからの質問 オーバーになってくると前足がストラップから抜けそうになり集中できません。対処方法を教えてください。 |
A:最も大切なのは、写真のように前足のつま先を上げることでしょう。つま先を上げるとつま先が引っかかることで抜けにくくなるだけでなく、足の甲とストラップの密着度が高まってさらに抜けにくくなります。 つま先を上げる行為は、たぶん多くの人が当たり前にやっていることでしょう。質問者も当然のごとく実践しているかもしれません。それでもなお抜けやすいとしたら、以下の3つが考えられます。 ストラップの深さが適度でない場合。親指の付け根が向こう側に出るか出ないかくらいを目安にストラップの深さを調節。深すぎればブカブカだし、浅すぎればつま先が上げにくく、いずれの場合もホールド感が低下します。 ストラップが板の内側についている場合。板のよってはストラップを内側と外側(レイル側)にセットチェンジできるのがありますが(特にフリーライドなど)、内側にセットしていると踵がレイルにかかりにくく、プレーニング中に足首が伸びた状態になってホールド感が低下します。足首が伸びていると力が入りにくく、足(特にスネ)が疲労しやすいという現象もあるので、もし内側にセットしているとしたらレイル側にセットしなおす必要があります。 ストラップが前過ぎる場合。ストラップが前過ぎてジョイントに近すぎると前足が伸びた状態になりやすく、膝の余裕が失われて抜けやすくなります。この場合はストラップをビス穴ひとつ後ろにセットしなおすことで相当部分が改善されます。 質問者の使用ボードやチューニング状況などが不明なので上記のどれが当てはまるのか、また他の特異な原因があるのか明確にはお答えできませんが、改善方法としては概ねこれらに集約されると思います。 |
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