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Q:K.Sさんからの質問 165cm、53kgと小柄なため走り出しは速いのですが、トップスピードが見落とりしてしまいます。以前は周りより一回り小さなセイルを使っていたところを、なるべく周りと同じサイズを使うように心がけるようにしましたが、スピードの持続が難しく、スピードに体が置いて行かれることも多々あります。技術的な未熟さはもちろん承知していますが、もう少しトップスピードを上げるためには何に気をつけて練習すれば良いでしょうか。ちなみに当方,海外からのメールで、ゲレンデはフラット、ただしガスティーです。 |
A:小柄な人が周りより一回り小さなセイルを使うことになるのは仕方のないところでしょう。これは、非力で周りと同じサイズが使えないという意味ではなく、同じサイズのセイルで暴れる板を体重で抑えきれないから、という理由によります。 しかし質問を見るとゲレンデはフラットとのこと。ということは板を抑えやすいはずで、トップスピードの伸びない理由はそこではないだろうと推測できます。となると理由は、スピードに体がついて行けてないところにありそうに思います。 スピードに置いて行かれるのは、板と体が一体化していないことにあります。それは、ストラップの中で足が「遊んでいる」から。そうならないためにはストラップと足を密着させます。いつもよりも特に前足をしっかりと押し入れるということでこれは可能になります。もちろんそのためにはストラップの深さが適正でなければなりません。 前足をしっかりと押し入れて足の甲とストラップが密着したら、同時に指先を上げてさらに密着を高めます。足がストラップの中で遊んでいる場合と比べて、そうするだけで体が板に置いて行かれにくくなります。 まずは、小柄だから仕方無いという考えを捨てて、ストラップとの密着度による板と体の一体感を意識してスピードに遅れを取らないように練習をしてみてください。その上で、加速して浮き上がる板がどうしても抑えきれないと思えるなら、セイルサイズをひとつ落として練習してみましょう。 |
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