A：風速や技量にもよりますが、一般的に上りでは、（アビームと比較して）前膝が少し曲がり、重心が前足に近づきます。同時に前足のつま先を上げて、ストラップを引き上げることでノーズを風上方向に向け続けようと努めます。それはちょうどストラップでボードを風上へ風上へと引っ張り続けるような、そんな感覚です。

この、ノーズを風上方向に引っ張り続ける行為が無いと、ボードはウネリや風の変化などの外的要因で簡単にベアしてしまいます。すなわち前ストラップを引き上げる行為は、上りへと方向を固定するための必要テクニックなのです。

質問者は「上る」ために、自然とこの行為を行っているのでしょう。なのでこれは正解でこそあれ、チューニングが悪いとか乗り方が悪いということでは決してありません。