A：理由は複数思い当たり、そのどれが質問者に合致するのかは、実際に質問者のボトムターンを見なければわかりません。が、一番当てはまっていそうなのは、「肘の曲げ不足」のように思います。

肘が伸びていませんか？セイルを前に倒そうとするとき、肘を伸ばしてそれを行ってしまうと、「肘を伸ばす」=「セイルが前に行かずに体が後ろに行く」になります。結果、上半身が後傾したり、セイルが倒せていそうで倒せないという状況になります。

ボトムターンに入る直前、後ろ手をブームの後ろに持ち替えます（これは誰でも心がけて実行することでしょう）。このとき同時に、前手もコブシひとつ分だけ後ろに持ち替えてやりましょう。これで無条件にセイルを前傾させやすくなります。

次にレイルにプレッシャーをかけてボトムターンに入るわけですが、ここからが問題。肘を伸ばしてセイルを前に押しやるのではなく、両肘を曲げて「胸でセイルを押すつもりで」行います。肘は曲げたままです。このとき膝が曲がっていれば、体も前傾、セイルも前傾しやすくなります。試してみてください。