前腕でジャイブを極めろ!

ジャイブにおける前傾姿勢。それが大切であることは知っているだろう。しかし知っていてもそれが出来ない。ヒザを曲げたり、いろいろな努力はしてるつもりでも、それでもどうしても後傾してしまう。そうして悩む人は多いのだ。そこで視点を変えた、後傾しないためのもうひとつのコツを教えよう。

そのコツとは前肘を曲げ続けること。できれば両肘を曲げ、脇を絞めることなく開く(上の写真からしっかりイメージしてもらいたい)。

よくあるのは、セイルを前に押しだすために前肘を伸ばす、という動作。それは人によってはレイダウンジャイブのイメージとダブり、そうすることで体が後傾するのを防げると勘違いしている。しかし、これをすると伸ばした肘がセイルを前に押し出すのではなく、体を後ろに押し下げてしまうのである。すなわち逆効果。

繰り返すが、大切なのは両肘を曲げたまま脇を開くこと。その姿勢のままヒザを深く曲げて、そして胸でセイルをノーズ方向に押し出すようなイメージができれば、ジャイブは必ずドライブする。