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Q:K.Aさんからの質問 自分は183センチの長身です。ブームの高さを肩ぐらいに合わせるとウォータスタート時にブームがボードに載らなくなってしまいます。シャイブの成功率が100パーセントでないためウォータスタートのやり易さを無視できなくストラップは一番前に、ジョイントも前よりに、プームも多少低くしてボードに載るようにしていますが、それだとプレーニングフォームがしっくりしないでスピードも伸びません。このような場合どのように対処すればよいのでしょうか? |
A:ウォータースタートのために、無理にストラップやジョイントの位置を変えるのは得策ではありません。あくまでそれらのポジションはプレーニングがしやすい位置にしておくべきです。 |
ウォータースタートでブームがボードテイルに載らない場合のやり方は幾つかあります。ひとつはテイルではなくてノーズに載せる方法。ボードサイズがわからないので明確ではありませんが、ボードサイズとジョイントポジションによってはテイルにブームが載らなくてもノーズに載せることができます。ただしこの場合は、セイルの水抜きを終えたあとにボードの向きを変えなければなりません。もうひとつはテイルの代わりに自分の肘上から肩にブームを載せるという方法。テイルに腕を載せて自分の肩を利用して水抜きする方法です。 |
ただしこれらはいずれもウォータースタートテクニックとしては不完全です。ウォータースタートはクリューファーストの状態など、いかなるセイルの向き、ボードの向きでも成功させたいわけですから、やはりテイルなどにブームを載せないでもできるように練習すべきでしょう。そのためには、風の向きとセイルの向きをしっかりと認識すること、それとセイルを水面から持ち上げる際に風上に向かって立ち泳ぎし続けることです。それは優雅な白鳥が水面下では必死に足をバタつかせている状況に例えられます。とにかくウォータースタートは要領ですから(力は必要ない)くじけずに繰り返しの練習が必要です。 |
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