行 用語集

カーボンファイバー
黒色の炭素繊維。樹脂を染み込ませて硬化させ、ボードの外皮とする。高価だが軽量で硬度に優れる。またボードの他にもマスト、ブーム、ジョイントなどウインドサーフィン素材の中核を成す素材でもある。

カイトセイリング
十分に引き込めていないセイルを風上側に大きく傾けてセイリングすること。初心者によく見られる。

風波(かざなみ)
風が吹くことで立つ波。風が強いほど大きくなる。

ガスケット
ダガーボードを持つボードのダガーボックスからの水の侵入を防ぐためにボトムに貼られた硬質ゴム製の膜。

カスタム
注文に応じてハンドメイドで作られる用具。特にボードを示す。

ガスティー
風速の一定しない、風の強弱の激しいコンディションのこと。

カットオフ
マストにブームを取り付けるために、マストスリーブが切り取られている部分。

カットバック
ウェイブライディングで、波のパワーのある部分から離れすぎたときにターンをして再びリップ近くに戻ること。

カニンガム
滑車とシートを用いて海上でダウンやアウトテンションを調節するためのシステム。レーサーの必需品。

上(かみ)
風上のこと。もしくはスタートにおける本部船側を示すレース用語。

カム
マストとバテンを接続し、セイルカーブを一定に保つことでセイルに効率よく風を流し、スピード性能を向上させるサポートパーツ。同意語/インデューサー、キャンバー

カレント
潮流のこと。

ガン
細く絞られたテイルアウトラインを持つボードのこと。巨大な波の中で使うウェイブボードに見られるタイプ。

ギア
用具の総称。同意語/エキップメント

キール
Vボトムの頂点の部分。もしくはコンケーブとコンケーブの間や、ボトムに意識的に付けられた段差の頂点部分。

キック
テイルの先端のロッカーを意識的に数ミリ反らせたこと。テイルキック。ボードのアクション性能を高めるためのひとつのデザイン。

キャビテーション
乱流のこと。フィンの表面に気泡が付着して滑らかな水流が妨げられるスピンアウトの原因のひとつ。

キャンバー
カム参照

グーフィー
右足が前、左足が後ろのフットポジション。または岸から見て左から右へと崩れていく波のこと。反対語/レギュラー

クォーター
風を斜め後方から受けて風下45度程度の角度に向けて進むセイリングのこと。正確にはクォーターりー。

下り(くだり)
アビームよりも風下へと向かうセイリングの総称。反対語/上り(のぼり)

グラスファイバー
ガラス繊維。樹脂を染み込ませ、硬化させてボードの外皮とする。カーボンファイバーに比較して重いが丈夫。元々は白いが樹脂が染み込むと透明になる。

クリア・アスターン
オーバーラップしていない前後に並んだ2艇のうちの後ろ側の艇のこと。反対語/クリア・アヘッド

クリア・アヘッド
オーバーラップしていない前後に並んだ2艇のうちの前側の艇のこと。反対語/クリア・アスターン

クリート
セッティングしたシートを止めるための部分、もしくはパーツ。

クリュー
セイルのアウトホール付近を示す言葉。

クローズ
クローズホールドの略語。出来る限り風上へと向かうセイリングのこと。

クローズアウト
大きすぎる波が一度に崩れてしまうためにアウトサイドへと出るのが不可能な海面状態のこと。

グロメット
滑車形式ではないアウトホールやダウンホールの金具の輪。

ケブラー
米国デュポン社登録商標の鮮黄色のアラミド繊維。軽量、高強度だが、樹脂が染み込まず細工が難しい。主にボード外皮の補強材として使用される。

コースレーシング
風下と風上に設置されたブイを周回して着順を競う競技。

コーティング
表面が覆われていること。もしくはその行為。

硬化剤
エポキシ樹脂などを硬化させるためのもの。

コナウインド
ハワイに吹く南西風。その頻度が少ないことから、その季節には珍しい風向きを示すときにも用いられる。反対語/トレードウインド

コミッティー
委員会、もしくは委員のこと。レースを進行、運営する人たち。

コンケーブ
ボードのボトムに縦に浅く掘られた溝。その溝の数によりシングル〜、ダブル〜、トリプル〜、クアトロ〜と呼び名が変わる。

コンスタントフレックス
イーブンベンド参照

コンプリート
ウインドサーフィンの用具セットのこと。もしくはセットされていることを示す言葉。

コンペティション
試合のこと。

コンペティター
選手のこと。