A：当該セイルの使用経験がないのでメーカーと、さらには確認も含めて実際に使っている人に聞いてみたところ、何等問題無く大丈夫とのことでした。

まずマスト長さについて。当該セイルのラフ長は460に至りません。アジャスタブルトップの調整によって460にも430にも対応していますが、マストトップベルトを最短にセットした場合、それは460では長過ぎるということ。すなわち質問者の所有する430という長さはベストだと言うことです。

次にマストグレード（カーボン含有率）について。質問内に購入検討中のモデル年度が記されていないのでわかりませんが、最新モデルに関してはラフカーブが緩めで、そのためセイル性能をマストのレスポンス性能に全面的に依存していないという性格を持つようです。ラフカーブがキツくセイル性能をマストのレスポンスに依存する場合はマストグレードを強く選り好みしますが、当該セイルに関してはそれほど相性を選ばないと判断できます。一応当該セイルの推奨マストはカーボン100％となっていますが、こうした性格を考えるとそれよりも含有率の低いGOLDでも対応十分と判断できます。

またソフトなタッチをセイル指向として持つという点から考えてみても、通常使用ならばむしろ含有率75％くらいの方が良いかも、です。その点、質問者の所有するマストは含有率80％。まさしく合致でしょう。

最後にRDMに関しては、当該セイルはSDMよりもむしろRDMの方が合うとのことなので問題無し。またマストのベンドカーブも、ノースのそれはイーブンベンドの最たるものなので、これもまた問題無いと考えられます。

これらを総合すれば、質問者は当該セイルの購入検討を先に進めて良いだろう、と思われます。