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Q:K.Hさんからの質問 現在、鎌倉を主に乗っていますが、西が強い時にウェイブを楽しむとしたら逗子の方が風や波の入りが良いのでしょうか。鎌倉はオンショアが多く、サイドに近い風向のゲレンデをチョイスした方が上達も楽しみも深いのでしょうか。 |
A:当該質問は道具でも、テクニックでも、チューニングでもないので、暫定的にこのコーナーに記させて頂きます。 もちろんウェイブは、よりサイドショアに近い風向ほど(特にフロントライド)楽しめます。そうしたコンディションを求めて(カートップ組)、よりベストな場所へとフットワーク軽く移動する人たちも多くいます。彼らの多くはSNSを駆使して仲間うちで情報をやり取りし、よりベストな場所へと移動する人と、目ぼしいゲレンデを車で一回りし、自分の目で確かめて当たりをつけて今日乗る場所を決める人の2つに分類できます。 いずれにしてもそれなりの事前情報を自分なりに蓄えておく必要があります。事前情報無しにいきなり初見のゲレンデに突入するのは、例えば「あそこは浅瀬で岩場だから絶対に近づいちゃダメ」とか、「あそこはサーファー優先だから」など、情報不足によるトラブルを抱える危険性が多分にあります。 質問を拝見する限り、質問者は鎌倉をホームゲレンデにしているようなので、まずは鎌倉の湾の中で、より風向ベストになる場所を探すのが良いように思います。例えば逗子であるなら、南東から南ならインサイドか大崎のグーフィーサイド(裏大崎/小坪湾に向かうブレイク)だし、南西から西なら大崎のホモビーチブレイク(SUPだとここを波子と呼びますが正確には波子はもうひとつインサイドのブレイクなので間違い)、もしくは西に強く振れているならCB前も、など、ひとつの湾内でも、わずかな風向の違いによって幾つもの狙い所があります(ちなみに南南西のときはインサイドも大崎もどこもオンショアで全滅)。これと同じ状況が鎌倉にもあると思います。西風ならば坂の下はサイドに近くなるのではないでしょうか。 そうした各々のゲレンデの詳細な情報は、ウェイブに長ける仲間や先輩が教えてくれるでしょう。もし艇庫などを利用しているならそうした情報収集には事欠かないでしょうが、もし単独だとしたら、まずは近場の人たちに声をかけるなどして顔見知りになり、そこから徐々に「教えてもらう」ことが重要だと思います。例とした逗子のケースでもわかるように、わずかな風向違いで狙い所が大きく変わってくるので、それさえわかればゲレンデ内で、限りなくサイドに近い場所を「拾える」可能性が高いです。まずはそのあたりから煮詰めて行くのが、安心、安全の面から考えても適当と思いますがいかがでしょうか。 |
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