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Q:Uさんからの質問 ジョイントベースのウレタンラバーに関して。ジョイントを購入したのですがほとんど使わないまま1年以上経過してしまいました。ストリームラインなどは、ラバーは1年で交換と書いていますが、ほとんど使わなくても換えた方がいいのでしょうか? |
Q:個人的には、ある使用期間を過ぎたら無条件にラバーを換える習慣はありません。交換するのはあくまでラバーの疲労度によってです。セッティング時にラバー部をぐっと曲げてみて、亀裂があればすぐに交換します。亀裂は、いつなんどきそこから切れるかわからないからです。また亀裂でなくても、幾つかのシワが見えたら注意します。シワが亀裂になるのにそれほどの時間はかからないからです。 |
ジョイントをグッと手で曲げてラバーの矢印のところに亀裂があったら即交換。シワがあったら交換間近。 |
しかし相手はゴムですから、そうした見た目で判断できない素材的疲労もあるでしょう。それが顕著に見られるのが、ラバー上下の止め部分。多くのジョイントがラバーに開いた穴にビスが通って上下を固定していますが、その穴の回りが切れて、結果的にジョイントが上下バラバラになってしまうのが一番怖いのです。これは使用状況によって、どのくらいの期間で切れ始めるかわからないので、できれば時々ジョイントをバラしてチェックした方がいいでしょう。 |
怪しい予感がしたら一度バラしてチェック。ビス穴のところが一番疲労が溜まるので、ここが大丈夫ならば取りあえずは安心。 |
それが面倒ならば、万が一を考えて、唱われているように1年程度で交換するべきです。また、ラバーには幾つかの種類がありますが、それらの中で特別に耐用年数の長いものはないので、どれを使っていても自己判断でチェックを怠らないことが危機回避のためには大切です。 |
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